この記事ではSquareの審査・アカウント作成方法に関して解説しています。
- Squareの審査って何をするんだろう?
- 審査にはどれぐらいの時間がかかるんだろう?
- 法人化してない個人事業主なんだけど、Squareって審査に通るの?
- そもそも、Squareでカード決済を始めるにはどうすればいいの?
と疑問に思ってる方はこの記事を読み進めてください。
Squareの審査って何をするの?
Squareの審査は、加盟店としてふさわしいかどうかを確認します。
審査基準は、ものすごく厳しいわけではありません。個人事業主でもほとんどのお店が通っています。
私の場合は審査に当たってホームページと、料金表を提出するよう求められました。
法人の場合は法人番号の入力必須。個人事業主の方は審査がゆるゆるなのか、開業届すら出さずに通ることもあります。
Squareはなぜ審査をする必要がある?
Square側の立場になって考えてみれば、金銭トラブルで未回収のリスクが高い業種にはサービスを提供するのは難しいのはすぐにわかりますよね?
例えば、風俗店なんかはクレジットカードの導入が難しい業種です。10%以上の手数料と引き換えに通してくれるところも若干ありますが、導入・利用はなかなか難しいです。
そんな時に、ダミーの存在しない飲食店をでっち上げてSquareに登録。そのアカウントを風俗店で利用してSquareでカード決済。なんてことがあれば、Squareのクリーンなイメージは失われてしまいますよね?
そのため、あなたがどんなビジネスをしている(これから行う)のか?ということをSquareが確認します。
Squareの審査基準は厳しい?実は個人事業主でも審査に通るどころか…
世の中にはいくつものクレジットカード決済代行業者がありますが、基本的にSquareで審査に通らなかった場合は他でも通らないのがほとんどです。(例外としてPayPalなどの非対面決済であれば通る可能性があります)
Squareは中小企業の法人はもちろんのこと、個人事業主の方にも率先して間口を広げています。
また、Squareは性善説に基づき、個人事業ですらないけれども、カード決済ができたら便利という状況の方にもサービスを提供してくれています。(コミケなどの即売会でグッズを販売するなど)
これから店舗を開店する方でも、節税のために前年度をギリギリ赤字決済させた方でも、社員100名を抱える企業でも、Squareの利用規約にマッチすれば審査に通ります。
Squareはタクシーや運転代行業でもJCB・AMEXが利用可能
某国内のキャッシュレス決済では、タクシーや運転代行業の方は、JCB・American Expressを利用することができません。(VISA・mastercadはOKです)
Squareであれば、タクシーや運転代行業でもJCB・AMEXの利用が可能です。
あなたが運転代行業を営まれていて、「今の決済事業者はJCBが使えなくて困ってるんだよな〜」と悩んでいるなら、この機会にSquareに乗りかえてしまいましょう!
今ならキャンペーンでクレジットカードリーダーが無料で手に入ります。しかも、30万円分の決済手数料も無料になるので、経費を浮かせることもできます。
これから店舗を開店する方でも、節税のために前年度をギリギリ赤字決済させた方でも、社員100名を抱える企業でも、Squareの利用規約にマッチすれば審査に通ります。
個人事業主でも利用可能!Squareの審査・カード利用までの流れ
- 公式サイトへ移動
- メールアドレス・店舗の情報を入力
- ほとんどの場合、半日〜1日で結果が届きカード決済が可能になる
- 公式オンラインショップ、家電量販店などでカードリーダーを購入(公式オンラインショップのみキャッシュバック対象)
- (希望者のみ)JCBの追加審査を申し込む
- JCBの審査に通ればJCBが利用可能になる
Squareの公式サイトへ移動
Squareの審査申し込み・アカウント開設は、Squareの公式サイトにて行います。
メールアドレスとパスワードを設定
ご自身が利用しているメールアドレスを入力し、パスワードを自分で決めて入力します。
事業形態・業種を入力
事業形態(法人・個人事業主)と業種を入力します。
法人の場合は法人番号も必要となります。
代表者情報の入力(修正不可)
続いて代表者情報を入力します。ちなみに代表者情報に関しては変更できない仕様になっています。間違えないように落ち着いて入力しましょう。
オフィス・店舗の情報を入力
オフィス・店舗の情報を入力します。ホームページがない場合は未入力でも大丈夫です。
入金の受取先口座の設定
法人の場合は会社の口座か、代表者の口座。個人事業主の場合は代表者の口座情報を入力します。
入力完了!結果を待ちましょう。
画面には1-2日後とありますが、営業時間内であれば数時間で返事がきます。
業種・業務内容によっては追加情報を求められる
私の場合は追加情報を求められました(とはいっても非常に簡単な内容です)
Squareのアカウントにログインし、ベルマークをクリックすると追加情報を提出できます。
アカウント作成で入力したホームページURLを再度入力。登記簿謄本のスキャンデータをアップロードします。個人事業主の場合はホームページがないこともありますし、もちろん登記簿なんてないのでこの手間は法人のみです。
事業内容と商品の詳細が確認できる資料をアップします。
飲食店の方はなんかはお店のメニュー表をアップすればよいでしょう。
私の場合は料金については都度相談としています。きまったメニューはありません。とはいえ、なければSquareの審査にも通らないので、松竹梅で3プランを急遽作成し、5項目ほどをエクセルで2分で作ったものをアップ。無事審査に通りました。
審査通過のメールが届く!これでカード決済が利用可能に
審査通過のメールがSquareから届きました。VISA/mastercard/American Expressのカードのみの取り扱いでよければ特に手続きは必要ありません。
JCB/Diners/Discoverも利用したいのであれば、追加の審査を申請しましょう。
JCBの追加審査を申し込もう!
Squareデータの店舗情報 > [新規申請]からJCB申請フォームより行います。
JCBは日本発の国際ブランドなだけあって、日本国内では根強い人気を保ちます。特にオリジナルJCBカードを利用している場合は、将来的にブラックカードのJCB THE CLASSを狙っている可能性が高いです。(ディズニーランドで優待を受けられる)
羽振りの良いお客様になる可能性も期待できるので、JCBもしっかり対応させておきたいところですね。
JCBの審査結果が届く
JCBの追加審査もメールアドレス宛に届きます。ちなみに、JCBの審査に落ちてしまっても、マスターカード、ビザ、アメックスは利用できますので安心してください。
もしSquareの審査に落ちてしまった時は?
Squareの審査に落ちてしまった場合でも、アカウントを一度削除したのち、別アカウントを作ってもう一度申し込みができます。
必ず審査落ちした要因を検討しましょう。同じ内容で申し込めば、同じ結果が帰ってきます。
Squareの審査に落ちるのはなぜ?
Squareの利用規約に見合っていなかった
- カード取扱規則により取扱いが禁止されるもの(提携組織および提携カード会社が公序良俗に反すると判断したものならびにカード取扱規則における取扱いのための条件を満たさないものを含む)、銃刀法、麻薬取締法、ワシントン条約、その他関連する法令等の定めに違反するもの
- Squareが公序良俗に反すると判断するもの
- 特定商取引に関する法律で規制される販売方法(通信販売を除く)による取引
- ギフトカード、商品券、バウチャー、クーポン、通貨、航空券、割引チケット、収入印紙、切手、定期券、プリペイドカード、回数券その他の有価証券等、換金性の高い商品およびSquareが別途指定した商品・サービス等 (但し、第6b条に基づく本ギフトカードの発行を除く)
- その他カード利用者との紛議もしくは不正利用の実態等に鑑み、またはSquare、提携組織および提携カード会社のブランドイメージ保持の観点から、Squareが不適当と判断したもの
クレジットカードの現金化を防ぐために金券ショップなどもNGです。
「公序良俗」の線引きに関しては難しいところです。風俗は審査に通りませんが、キャバクラ・ホストぐらいなら審査に通ります。
Squareは入金口座をみずほ銀行・三井住友銀行に設定することで翌営業日入金となり、キャッシュフローも抜群です。
申込時に入力内容を間違えた
Squareは一度入力してしまうと、内容を修正することができません。
普通申し込みというのは、最後に最終確認があり、そこで間違いがあれば訂正できますが、Squareはなぜか最終確認がありません。
なので、オフィスの番地が正確には39でも、間違って30と打ち込んで一度確定すると修正が利きません。落ち着いて間違いなく入力するようにしましょう!
商用利用ではない申し込みをした
Squareは商用利用のみ可能です。逆に商用ではない個人間の送金には利用できません。
Squareは自動課金ができて非常に便利なシステムなので、親子で毎月の仕送りを自動送金するために利用したいなんて考える方もいるかもしれません。
しかし、これは商用利用(ビジネスの利用)とは言えませんよね?このような場合は、カード払いではなく自動振り込みを利用するのがオススメです。
大学や会社のサークルは使える?
大学や会社のサークル・部活での会費を集金するのにSquareは利用できのではないか?サークルもオンラインサロンも同じようなものでしょ?とお考えの方もいるかと思います。
サークル・部活を運営するのがあなたのサイドビジネスで、年間の収益が20万円にも満たないから確定申告もしていないし、カードで部費を集金するのSquareの規約的にも問題ないよね?という考え方は確かに正しいです。
とはいえ、「Squareは代表者の変更ができない」という点には注意してください。
Squareは法人が利用していて、社長が変更になった場合でも、アカウントを作り直す必要があります。
なので、大学のサークルで部長が毎年変わる、ましてや卒業してしまう環境であればSquareを利用するのはおすすめできません。その一方、あなたが会社でサークルを設立して、代表として数年間Squareのアカウントを管理し続けるのであれば問題ありません。